ハードディスク・USBメモリ・SDカード等々

データ復旧とは
ハードディスクやUSBメモリ等の記憶媒体が故障したり、誤って削除してしまったりして、アクセスできなくなったデータを元の状態に戻すことを指します。
「データ復旧」の主な目的は、失われたデータに再びアクセスできるようにすることです。
データが失われる原因は様々ですが、大きく分けて以下の2つがあります。
- 論理障害: 記憶媒体自体に物理的な破損はないものの、ファイルシステムやデータの管理情報に問題が生じた場合です。例えば、誤ってファイルを削除してしまったり、ドライブをフォーマットしてしまったり、ウイルスに感染してデータが破損してしまったりするケースがこれにあたります。この場合、データ自体はまだ記憶媒体の中に残っていることが多く、専用のソフトウェアなどを使って復旧できる可能性があります。
- 物理障害: 記憶媒体そのものが物理的に破損してしまった場合です。落としてしまったり、水没させてしまったり、経年劣化によって部品が故障してしまったりするケースです。この場合は、一般のユーザーが自分で復旧するのは非常に難しく、専門の設備(クリーンルームなど)を持つデータ復旧業者に依頼する必要があります。