ハードディスク復旧

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ハードディスク復旧 2025-10-03T23:46:28+09:00

ハードディスクデータ復旧

主な復旧成果事例

他社で「対応不可」とされた案件や、前例のない症状でも、まずはご相談ください。
当社は、長年の経験と実績に基づき、あらゆるハードディスク(HDD)の障害からのデータ復旧を可能にしてきました。
まずは、当社の復旧成果事例をご覧いただき、その技術力をご確認ください。

1/12 受付番号
→ N08-22P72

2/12 お客様よりお問合せ内容
→ 約5TBのデータを復旧して欲しい。

3/12 依頼媒体の仕様
→ 製造社:Western Digital
→  モデル名:WD60EZAZ-002GHB0
→  HDDの記録方式 :SMR(Shingled Magnetic Recording)

4/12 他データ復旧会社経由有無
→ 1社経由
→ お客様のコメント
都内の規模あるデータ復旧会社にデータ復旧を依頼しました。
約1ヶ月経過後データ復旧結果を頂きました。
確認したところ復旧データ量が約1TB程度で
さらに一番肝心なフォルダーのデータが復旧できませんでした。

5/12 依頼媒体の診断結果
→ 3番、7番磁気ヘッド損傷
→ プラッタに軽微な擦り傷あり

6/12 主な作業内容
→ 磁気ヘッド交換11回

7/12 復旧したデータ量
→ 4.57 TB

8/12 重要データ
→ 写真

9/12 復旧作業所要時間
→ 7ヶ月

10/12 復旧したデータの状態判定

11/12 お客様の声

12/12 データ復旧作業者のコメント
→ SMR(Shingled Magnetic Recording)HDDの記録方式のハードディスクは物理的な障害が発生した場合、取り扱いがとても困難です。結果的には当社で約4.57TBのデータが復旧できましたが他社さんでこのディスクのメカニズムを理解した上、復旧作業を進めましたら約7ヶ月も掛る大ごとにはならなかったと思います。

「+」をクリックすると、詳細をご覧いただけます。

1/12 お客様の声

JNOC 丁さま

2020年12月にHDDデータを復旧していただいた者です。
遅くなってしまい恐縮ですが、利用者の声としてこのメールをお送りします。

バッファロー製 4TBのHDDでしたが購入後5年以上経っており、ヘッド部品の交換が必要との事でしたが、無事に復旧してもらえました。

データ復旧業者さんを選ぶ際、復旧費用も気がかりでしたが、やはりデータが無事に戻ってくるのか一番心配で、ネット上でいくつもの業者さんを検索しました。
しかし、業界大手といわれるサイトを見ても、低価格だけど復旧実績をはっきり示していない業者、復旧率は高そうだけど費用も天井知らずという業者など、なかなか安心して任せられる所はありませんでした。
一度は、低価格・定額制の業者さんへ依頼したのですが、結果は「復旧不能」。さらには「より高度な復旧が可能な提携先を案内します」というメールが届き、ずっと高額な復旧費用を提示されたことから、HDDはそのまま返送してもらいました。

その後、JNOCさんのサイトを見つけ、何度も電話・メールさせてもらいましたが、技術的な内容も丁寧に説明してくださり、とても真摯に対応していただきました。
やり取りの中で、JNOCさんの技術力に対する自信がうかがえたので、改めて復旧をお願いすることを決めました。
正式にお願いした際、丁代表の「お任せください」という言葉は、今も心に残っております。

復旧作業完了の報告をいただいた際、動画ファイルの再生テストをお願いしましたが、これにも快く応じていただきました。
おかげ様で、子供たちの成長の日々の動画は全て戻ってきました。妻ともども、JNOCさんに頼んで本当に良かったと胸をなでおろしております。
もうデータのトラブルは起こさないよう気を付けますが、もし、知り合いで困った人がいれば、迷わずJNOCさんを紹介してあげたいと思います。本当にありがとうございました。

2/12 受付番号
→ K11-20T19

3/12 復旧依頼製品
→ WD(Western Digital) 3.5″ 4.0TB

4/12 お客様からのお問合せ内容
バッファロー製 4TBのHDDでしたが購入後5年以上経っております。
データにアクセスできません。

5/12 依頼時の状態
→ ハードディスクをパソコンに接続すると固まって動かない。

6/12 他復旧会社経由有無
→ 複数会社経由

7/12 診断結果
→ ヘッド損傷、多量の不良セクター有り

8/12 作業内容
→ ヘッド交換2回
不良セクター以外の全領域のバックアップ

9/12 復旧データ容量
→ 約1.3 TB

10/12 作業時間
→ 約12日(営業日)

11/12 復旧データ状態

12/12 データ復旧作業者のコメント
→ ヘッドの損傷により不良セクターの多量でありました。
幸い不良セクター箇所の傷が軽微だったのでデータは殆ど復旧ができました。

ハードディスク

障害区分 サービス料金 所要時間
論理障害(軽症) ¥35,800 5時間 ~
論理障害(重症) 相談要  1日 ~
物理障害 相談要  1日 ~
  • 他社で復旧できなかった媒体も承っております。
  • 復旧までの所要時間はハードディスクの損傷の具合によって異なります。
    例えば1TBの場合、論理障害は1日内、物理障害は1日~7日

ハードディスクとは

ハードディスクとは磁性体でコーティングされたアルミニウムの原板にデータを保存できるように作られた磁気保存体です。PCB、モーター、プラッター等のハードウェアとファームウェアで構成されています。 PCBは、ハードディスクの作動を制御し、モーターはプラッターの回転をヘッドはプラッターにデータの読み書きを行います。
ハードディスクは物理的な要素である各部品とコンピューターのOS(オペレーティングシステム)に該当するファームウェアがあり、主要なファームウェアの損傷が発生する場合にもハードディスクの作動に障害を発生させたりします。

ハードディスクの記録方式

ハードディスクの記録方式にはCMR(Conventional Magnetic Recording)とSMR(Shingled Magnetic Recording)があり、限界に近づきつつある3.5インチHDDの記録容量を向上させることを目的に近年はSMR採用機種が増えています。SMR方式では従来のCMR方式とは異なりデータを書き込むトラックが重ね合わされ、キャッシュメモリを用いて二段階書き込みが行われるため、一部の用途ではパフォーマンスに多少差がでてくる場合があると言われています。

ハードディスクの構造

  • プラッタ(Platter)

非磁性体であるアルミニウム円板表面に磁性体の酸化金属膜を両面にコーティングした仕組みで、データが記録されるパーツです。微細な傷だけでもデータの読み書きが難くなります。 衝撃を与えたりPCを正常に終了しなかった場合、損傷され易いパーツです。

  • ヘッド(Head)

プラッター表面にコーティングされた磁性体を磁化/消去して情報を保存/削除したり、保存された情報を読む(read)装置であり、ヘッドとプラッターの間の間隔は髪の毛よりも小さい間隔で離れています。 動作中に振動を与えた場合ヘッドまたはプラッターが損傷します。

  • ディスクモーター(Disk Motor)

プラッターを回転させるための部品です。 使用量によって劣化し性能が低下していきます。衝撃を与えるとモーターが偏って回転がしなくなります。

  • アクチュエータ(Actuator

ヘッドを動かす装置です。 ハードディスク回路基板(PCB)から制御信号を受け、actuator用駆動装置はヘッドが装着されたアーム(arm)を指定した位置まで移動します。 ヘッドを動かす駆動装置は、線形モーター(linear motor)を使用しますが、このモーターは水平に動きます。 ヘッドが取り付けられたアームとその反対側のコイルが巻かれたモーターの部分は互いに接続されており、その中央の支点を回転軸としてそれぞれ反対方向に動作します。 線形モーターが左に動くと、ヘッドは右に移動します。

  • PCB(Printed Circuit Board)

ハードディスク(HDD)の下部には回路基板(PCB)があります。 PCBは電源用コネクタ、信号用コネクタ、control chip、buffer memory、LEDなど多くの電子部品及びBIOSから構成されています。 回路基板は放熱、修理などの目的で露出した形で作られているので故障し易い個所です。

ハードディスク障害時の主な症状

フォーマットして下さい

詳細

ファイル・フォルダ削除

詳細

文字化け

詳細

固まってしまう

詳細

ハードディスク異音

詳細

電源投入後反応なし

詳細

容量変更

詳細

火災・浸水

詳細

ハードディスク障害症状の詳細8つ

詳細1ー8.フォーマットして下さい

症状
原因 不良セクター、ファイル情報損傷
対策 ①不良セクターが有る場合、通電するたびに損傷領域が広がってしまうので、すぐ電源を切断します。
②2次障害復旧作業を進める前にディスクを複製しておきます。
備考 不良セクターが有る場合は不良セクターの領域によって復旧率が異なり、作業を開始しないと分りません
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約1日
作業難易度  ・  ・ 

詳細2ー8.ファイル・フォルダ削除

症状 誤削除、フォーマット
原因 削除した、フォーマットした、OSを再インストールした。
対策 2次障害復旧作業を進める前にディスクを複製しておきます必須)
一般販売されている復旧プログラムだけで対応ができます。
但し、復旧データの保存先を間違ってしまうと要望のデータが上書きされてしまう恐れがありますので、ファイルシステムに対する十分な知識が必要です。
備考 削除後、大量のデータを追記・移動等がなければ復旧結果は良好な結果が期待されます。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約1日
作業難易度  ・  ・ 

詳細3ー8.文字化け

症状
原因 ①不良セクターがある。
②ファイルシステム情報の損傷がある。
対策 ①不良セクターが有る場合、通電するたびに損傷領域が広がってしまうので、すぐ電源を切断します。
②2次障害復旧作業を進める前にディスクを複製して置きます。
備考 不良セクターが有る場合は不良セクターの領域によって復旧率が異なり、作業を開始しないと分りません。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約1日
作業難易度  ・  ・ 

詳細4ー8.固まってしまう

症状
原因 ①不良セクターがある。
②ファイルシステム情報の損傷がある。
対策 ①不良セクターが有る場合、通電するたびに損傷領域が広がってしまうので、すぐ電源を切断します。
②2次障害復旧作業を進める前にディスクを複製して置きます。
備考 不良セクターが有る場合は不良セクターの領域によって復旧率が異なり、作業を開始しないと分りません。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約1日
作業難易度  ・  ・ 

詳細5ー8.ハードディスク異音

症状 カチャ~カチャ~ 異音がする。
原因 ①落下・衝撃等によるヘッド損傷
②経年劣化によるヘッド損傷
対策 ①ハードディスクから異音がする場合はすぐ電源を切断します。
②ハードディスクのヘッドを交換します。
正常なハードディスクを用意して正常な領域のデータを復旧します
損傷されたヘッドがプラッタを傷つけてしまうとデータ復旧が極めて困難になります。
ハードディスクから異音がする際には試しで繰り返し通電をするのが一番危険です。
備考 損傷の度合いによりますが、衝撃等によるヘッド損傷の場合はプラッタの傷さえなければ復旧率は良好のケースが多いです。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約5日
作業難易度  ・  ・ 

詳細6ー8.電源投入後反応なし

症状 電源を投入してもなんの反応なし
原因 ①経年劣化による回路基板(PCB)損傷
②浸水・火災等による回路基板(PCB)損傷
対策 ①ハードディスクから異音がする場合はすぐ電源を切断します。
②ハードディスクのヘッドを交換します。
③正常なハードディスクを用意して正常な領域のデータを復旧します

※損傷されたヘッドがプラッタを傷つけてしまうとデータ復旧が極めて混乱になります。
ハードディスクから異音がする際には試しで繰り返し通電をするのが一番危険です。
備考 損傷の度合いによりますが、衝撃等によるヘッド損傷の場合はプラッタの傷さえなければ復旧率は良好のケースが多いです。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約5日
作業難易度  ・  ・ 

詳細7ー8.ハードディスク容量変更(1TB➝32MB)

症状 1TBのハードディスクの容量が32MBに変更された(32MBとしてしか認識されない)。
原因 ROMのファームウェアの損傷
対策 ①同じ仕様のハードディスクからファームウェアを移植します。
正常なハードディスクを用意して正常な領域のデータを復旧します
備考 損傷されてるファームウェアの更新ができればほぼ元通りに復元ができます。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約5日
作業難易度  ・  ・ 

詳細8ー8.火災・浸水

症状 浸水・火災等、自然災害による物理的な故障
原因 浸水・火災等、自然災害による物理的な故障
対策 ①回路基板の交換を行います。
正常なハードディスクを用意して正常な領域のデータを復旧します
備考 損傷されてるファームウェアの更新ができればほぼ元通りに復元ができます。
復旧所要時間 ハードディスク容量 500GBの場合は、約5日
作業難易度  ・  ・ 

データ復旧作業の手順(6段階)

1.ハードディスク診断

ハードディスクを受領次第、専門のエンジニアが状態確認等の診断作業を行います。(診断所要時間は約30分程度です。)
診断後、ハードディスクの状態と復旧までの所要時間・サービス料金等を見積書としてご案内させて頂きます。

  • 復旧までの所要時間・サービス料金はハードディスクの損傷の具合によって異なります。

  • データ復旧の度合いは復旧作業後に判ることとなります。

2.ハードディスク複製

デュプリケイターソフトを利用してハードディスクの複製作業を行います。所要時間はハードディスクの容量と状態によって異なりますが約1日内で処理できます。

  • 重要な作業です。ハードディスクを複製することで原本データの2次損傷を予防することができます。

  • ハードディスクが通電しなかったり、異音がする等物理的に壊れた際にはハードディスクの修理作業が伴います。

3.ハードディスクデータ分析

ハードディスクから要請されたデータを復旧するためにデータを分析するプロセスです。

  • 所要時間はインターフェースがSATAの場合100GB当り、約30分程度掛ります。

4.ハードディスクデータ復旧

上記3.ハードディスクの分析段階で取得した情報を参考にして復旧作業を行います。

  • ハードディスクのファイルシステム、復旧対象データフォーマットに最適化されている復旧プログラムの使用が必要です。弊社では各種の組み合わせが可能な復旧プログラムを有しております。

5.データ復旧検証

お客様から頂いた情報に基づき復旧データ量、ご要望のデータ有無、データの動作確認を行います。

  • 復旧結果が良くない場合はカスタマイズ 復旧作業を行います。
    例1.映像ファイルが再生できない。
    例2.データベースファイルがマウントできない。等々。

    *カスタマイズ 復旧作業時には復旧ブログラム開発が必要です。

6.復旧データ報告

復旧したデータを整理してデータ復旧結果のご報告をさせて頂きます。

  • 復旧データのリストを作りご提示させて頂きます。

    • 写真データの場合はイメージファイルを提示させて頂きます。