ビデオ・カメラ映像復旧

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ビデオ・カメラ映像復旧 2023-06-12T02:13:33+09:00

ビデオ・カメラ映像復旧

映像復旧の特許技術を持つデータ復旧の専門会社です。
カメラのメーカー、映像のフォーマット(mxf, mov, mp4, avi 等)、症状問わず対応ができます。
壊れた映像の場合Defrag作業ができます。
壊れた映像の修理復旧ができます。
RSVファイル、損傷されて再生できないファイルは累計1,000 件以上、復旧実績があります。
万が一、他社で復旧できなかった映像でもぜひご相談ください。
診断・見積無料です。

弊社の長所

弊社の強みは
1.殆どのデジタルデータの構造を解析できること
2.データが損傷した場合損傷状態に合わせた復旧プログラムを作れることです。
既成復旧プログラムだけでは復旧できないトラブルが多くあります。弊社だけに復旧できるトラブルがあります。
断片化された映像復旧など復旧成果で証明しております。

弊社の復旧成果をご参考下さい。

既成映像プログラムを利用した際に起こり得る症状

1.映像がカクカクする。
2.映像が編集ソフト(Premiere、QuickTime Player等)に取り込みができない。
3.復旧した映像のサイズが原本ファイルに比べて著しく小さい。
4.原本ファイルは一つなのに復旧した映像が数十~数百になってる。

復旧した映像が上記のようだと映像として価値はありません。
弊社では上記のようなトラブルには100%復旧対応できます。

サービス料金

媒体容量 既成復旧プログラムで復旧可能 備考
~ 32 GB ¥ 18,000 診断・見積は無料
64 GB 以上 相談要

既成復旧プログラムで復旧ができない場合には別途ご相談させて頂きます。
当社では映像の症状・フォーマット( mxf mov avi mp4 …..  )問わず、99%以上復旧できます。

お急ぎの方、損傷されたファイルだけ送って下さい

お急ぎの方はGoogleドライブ、GigaFile便等を利用してファイルだけ送って下さい。30GB未満の動画の場合、平均5時間で復旧できます。
万が一、他社で断れた映像でもぜひご相談ください。
診断・見積無料です。

Defrag作業が必要な場合

  • 壊れた媒体から取り出した映像が再生出来ない。
  • 削除した後に復旧プログラムで復旧した映像が再生出来ない。
  • 復旧作業後にあるはずの映像が認識されない。
  • 映像の再生時間が極端に短くなった。
  • 映像と音声が一致しない。
  • 関連のない映像が混ざっている。

当社の対応

断片化された動画データを復旧するためには

順番 必要な作業 JNOCプログラム 市販ソフト
 データベースに欠片を集めます X
 欠片を撮影順に並び替えます X
 欠片を繋げます X
 映像と音声のSYNC X
 映像編集ソフト対応

弊社は市販ソフトでは出来ない機能を持つ復旧プログラムを独自技術で開発して本来のあるべき連続したデータとして再構築する処理(デフラグ)ができます。
当社の映像復旧プログラムはカメラメーカー、コーデック、映像フォーマット(mxf,mov,avi,mp4等)問わず映像の全てにトラブルに対応ができます。当社の復旧プログラムは同業他社からの販売依頼があることも、その特異性、優秀性を現していると言えましょう。
(従来の市販ソフトは当社の復旧プログラムのようにデータを集めて編集する機能はありません。ただ管理フラグをOFF → ONにするだけです)

最短10分以内診断

最短10分以内に復旧対象のデータ有無が判ります。(遠隔診断可能
注意:
市販されている復旧プログラムを頼ってサービスをする会社の場合は診断まで数日を要する会社もあります。

データ有無の判定

重要 : 映像データは映像フォーマット(mxf、mov、avi、mts、mp4 …等 ) 問わず全て下記パターン1のように「 例:05 BF DE … 」変換されてビデオカメラ等に記録されます。

映像データ復旧とは? : 上記パターン1のようにデータが記録されている媒体に故障が起ったり誤操作で削除されたデータを復旧することを言います。

重要 : 上記パターン1のようにデータ 「 例:05 BF DE … 」 があるにも関わらず目的とするデータが復旧できない場合は復旧プログラムが対応仕切れない可能性が高いです。例えばファイルシステム情報が壊れていたり、データが断片化されている場合は商用の復旧プログラムでは復旧は難しいです。こういう場合はぜひ弊社へご相談下さい。

映像の主なトラブル

削除・フォーマットされた

上記図のように目的とする旧OSの上に新OSのデータが一部、上書きされた

・通電しない
・内蔵されているハードディスクから異音が発生する

映像復旧とは?

ビデオの復旧は削除、初期化、上書き等により目的の映像を確認することができない場合に、動画ファイルとして復旧することをいいます。特に2K/4KのMXF、MOV等の映像は複雑な構造で記録されますのでトラブル時に一般の復旧プログラムを利用しても再生可能な状態でデータを復旧することは難しいです。
場合によってはDefrag作業が必要になります。

弊社の映像復旧技術について

下図は映像フォーマットを解析するロジックです。弊社独自技術です。
映像のフォーマット「mxf、mov、avi、mp4等」を問わず対応ができます。

弊社の映像復旧技術の一番の強みはmxf、mov、avi、mp4等、映像全てのフォーマットに対応ができるということです。同業他社でも一部のフォーマットには対応ができると認識しておりますが、弊社ではファイルシステム、データフォーマット、映像の損傷具合を問わず全て対応できます。
弊社は業界唯一、Defrag(デフラグ)作業ができます。

映像復旧の手順4つ

損傷された映像を復旧するためにはDefrag(デフラグ)作業が必要です。復旧したい映像と同一カメラで撮影した他の正常な映像があれば作業時間の短縮ができます。

映像データのフォーマット分析

正常な映像データの構造を分析し、損傷された映像の損傷個所を見つけます。
(依頼時に正常な映像ファイル一つを頂きますと分析時間が短縮できます)

シナリオ作成

分析したデータ構造に基いて作業のシナリオ3つを立てます。
作業プラットフォームとなるデータベースを構築します。データのボリュームによりSQL、Access等を利用します。
ビデオカメラのファイルシステム、復旧対象のデータフォーマットに最適化されている復旧プログラムの使用が必要になります。
断片化されたデータを集め、ソートし、連続性を持たせるプログラムを作成します。

映像データ復旧(Customized Recovery)

映像データの構造、損傷の度合に合わせたプログラムを実行し映像復旧作業を行います。
プログラムを実行し断片化された対象データの拾い出し、ソート、連続性を有したデータ結合を行います。
上記で構築されたデータの検証を行い、必要であればプログラムの修正により完成度を高めていきます。
複数の映像データが同一記憶媒体に断片化された状態で在る場合には、この作業は複雑なものになります。

復旧データ検証(Verification Process)

お客様から頂いた情報に基づき復旧データ量、ご要望のデータ有無等の確認を行います。
依頼書に明記されている映像、再生時間が一致するかを確認します。
映像が途切れることなく再生されることを確認します。
映像と音声が同期していることを確認します。

弊社で復旧対応できるコーデック / フォーマット / 機種

コーデック フォーマット カメラ種類
AAC 3GP SONY
AIFF AIFF Canon
AVCHD ASF Panasonic
DVCPro AVI Nikon
JPEG Matroska PANTAX
MJPEG MOV RICO
H.264 MP4 Flip
ProRes MPEG RED
XAVC MTS FUJI
XDCAM MXF GoPro
REDCODE R3D ARRI
HDV VOB Wirecast
NAL WAV Mobile Phone
DNxHD   SANYO
MPEG4   JVC

映像フォーマット詳細

AAC(Advanced Audio Coding)

AAC(Advanced Audio Coding)とは? AAC復旧

– AACオーディオエンコード形式的は、標準となっています。

– iTunesは基本的にAAC形式の音楽をエンコードしており、iTunes Storeで販売されている音楽はAAC形式でエンコードされています。

– AACは同じ様なビットレートのMP3よりも優れた品質を提供します。

– AACフレームはヘッダが無いので、AACを回復することは非常に難しくなります。

– AACは、一般的にMP4コンテナ内でm4a .m4b .m4p .movの拡張子を付けられています。

– AACは、ムービーファイルでも使用され、一般的にMPEG4またはH264ビデオ形式とペアになっています。

– 生AACデータを復元するには、各フレームを識別して、再生成可能なコンテナ形式でインデックスの再作成または再ラップする必要があります。

– AACフレームの復旧において最も難しい部分は、AACフレームを識別する事です。これはフレームにヘッダがない可変長であるからです。

– フレームを識別するため、次のような方法が考えられます。

1 .パターンマッチング(Pattern matching): コーディング規則によってAACの有効性をチェックせず、ビットストリームで観察されたパターンによる経験的な方法で、復旧が比較的簡単な技術でオーディオは聞こえますが、品質は良くありません。

2. surface decoding: この方法は、該当のAACフレームの先頭を解析し、これを認識します。パターンマッチングではなく、良い結果を得られますが、完全ではありません。一定区間ごとにエラーが表示されるという特徴があります。

3. ジェノック独自ロジック方式: この方法は映像データの復旧と同一になりますが、断片化されたデータを繋ぎ合わせ独自ロジック/プログラムによりフレームのヘッダを付加します。 ヘッダを付加する為の分析・試行錯誤に時間が掛かりますが、ほとんど完璧な結果を提供出来ます。

AIFF (Audio Interchange File Format)

AIFF(Audio Interchange File Format)とは? AIFF復旧

– AIFFは非圧縮オーディオコンテナ形式のファイルです。

– Electronic ArtsのICFF(Interchange File Format: Amigaシステムで広く使用されたIFF)をベースにしてApple Inc.が開発し、Apple Macintoshコンピュータシステムに主に使用されています。

– ほとんどのAIFFファイルのオーディオデータは圧縮されていないPCM(パルス符号変調)です。

– このタイプのAIFFファイルは、MP3などの非可逆圧縮ファイルよりもはるかに多くのディスク領域を使用します。例えば、44.1 kHzのサンプルレートと16ビットのサンプリングビットの場合、1分のステレオ音声に約10 MBです。

– ファイルの拡張子は、.aiffまたは.aif。圧縮された場合、.aifcですが、.aiffまたは.aif形式をサポートしているオーディオアプリケーションでも利用可能です。

– AIFFは、MXF(OP-Atom)構造のコンテナ形式になっており主なMXFはFORM、AIFF、COMM、CHAN、MARK、APPL、SSNDです。

AVCHD (Advanced Video Coding High Definition)

AVCHD(Advanced Video Coding High Definition)とは?
Advanced Video Codec High DefinitionフォーマットはPanasonicとSonyが共同で開発し、2006年から一般個人消費者向けビデオカメラに使用している高解像度ビデオカメラのビデオフォーマットです。 AVCHDは、HDビデオ録画で生成された大容量のデータファイルをキャプチャすることができるビデオ圧縮形式であり、ハードディスクやフラッシュメモリカードなどのデジタルメディアに保存されます。 AVCHDバージョン2.0として、2011年に正式規格化されました。
AVCHDの解像度とメディア
AVCHDフォーマットは1080p、1080i、および720pをはじめ、さまざまな解像度でビデオを録画します。フルHDモデルで広告する多くのAVCHDビデオカメラは、1080iの解像度でHDビデオを録画します。 ビデオカメラがサポートしているメディアは、SDとSDHCカードまたはハード・ディスク・ドライブを使用することもできます。
AVCHD形式の特徴

– AVCHDビデオカメラは、DVD、ハードディスクドライブ、メモリカードなどのメディアにHDビデオを録画します。

– AVCHDフォーマットのカメラは、高圧縮HDレコーディングのために、MPEG-4 AVC / H.264形式を使用して高画質ビデオをレコーディングします。

– AVCHDビデオカメラは、HDMIポートがある高画質TVまたは他の互換性のある再生デバイスに直接接続されます。また、Blu-rayディスクプレーヤー、Sony、PlayStationおよび付属のソフトウェアを実行しているWindowsコンピュータにも直接接続することが出来ます。

– AVCHD形式を使用すると、高画質ビデオを標準的なDVDディスクに書き込むことができます。このDVDディスクは、Blu-rayディスクプレーヤーで再生することが出来ますので、高画質ビデオをHDTVに見ることが出来ます。したがって、Blu-rayディスクライターを所有していない場合でも、Blu-rayディスクプレーヤーやSony PlayStationの高画質ホームムービーを再生することができます。

– ACVHD – BDMV – CLIPINF、PLAYLIST、STREAMフォルダとINDEX.BDM、MOVIEOBJ.BDMというファイルで構成されています。

AVCHDとMP4形式の比較

AVCHDとMP4は、世界で最も人気のあるビデオフォーマットの二つであり、どのようなことが最も適しているか決定するときに、以下を考慮して決定すればよいです。

– 画質が最優先で検討するとしたらAVCHDを選択します。

– AVCHDは、より大きなファイルサイズを使用します。ファイルサイズの縮小が最も重要な場合、MP4形式を使用するとオーディオとビデオの品質は高いですが、AVCHDと比較するとAVCHD記録サイズの1/3にする事が出来ます。

– AVCHDは、Blu-rayディスクレコーディングを行いTVで高画質コンテンツを表示するときに最適です。

– MP4形式は、より多くのデバイスを含むApple QuickTime形式と互換性があります。

– MP4ビデオは、Web上でのコピー、移動、アップロード、または共有することが簡単です。

– AVCHDは、iPhone、iPad、Android、およびその他の同様のデバイスで動画を再生するのに適していませんが、MP4は、ほぼすべてのメディアプレーヤーとモバイルデバイスと互換性があります。

機能 AVCHD MP4
カメラからコンピュータに動画ファイルのインポート 不可能 可能
DVD / Blu-rayディスクの作成 可能 不可能
(提供されたPMBまたはDVDライターでDVDを作成することはできませんが、サードパーティの映画エディタを使用している場合にのみ可能)
Webサイトにビデオファイルをアップロード 不可能
(PMB Portableがあるウェブサイトにファイルをアップロードすることができません)
可能
iPhone、iPad、Android、およびその他の携帯電話で動画ファイルの再生 不可能
(Blu-rayディスクプレーヤー、提供されたSoftwareがPS3やPCでのみ再生可能)
可能
(iMovie、FCP、iPhone、iPad、Samsungなど、ほぼすべてのメディアプレーヤーまたはモバイルデバイスとの互換性)
iMovie、Final Cut Proや他の動画編集ソフトウェアでは、メディア編集 不可能
(AVCHD動画はMac OSをバージョン10.6.7以降にアップグレードした後にのみインポートすることが出来ます)
可能
画質 高画質 AVCHDより画質が低下
容量 高容量 AVCHDの最大サイズの1/3サイズ

Transport Streams(TS)

Transport Streams(TS)

– Multi-program環境のために設計されており、単一のTSの中に多くの独立したProgramを積載することが出来ます。

– 188バイトで短い長さのパケットを使う利点: 放送のようなエラーが発生しやすい経路を通って送信されるときにエラーが発生しても188byteの損失だけ享受すればよく、失われた一部は、Reed-Solomonによって復元が可能なので、大きな問題を発生しません。

DVCPro

DVCPro HDとは? DVCProの復旧

– DVC proは、パナソニックから出した録画テープ用コーデックでコーデックであると同時にビデオフォーマットです。

– パナソニックから出た規格にもかかわらず、実際には競争規格と言えるソニーで最も多く使用される規格です。

– たまにDVC 25と混同されてDVCとだけ表記する場合もありますが、この場合BitRate確認の方法を使用して注意して区別する必要があります。

– オーディオフォーマットは、主にPCM、48kHz、16ビットが多く使用され、時にはオーディオは24ビットエンコーディングされます。

– オーディオとビデオのデータがインターリーブされている方法は、設定、レコーディング装置など、様々な要因によって異なります。従って、それぞれの規格に合わせて復旧ロジックを別々に作成することで完璧な復旧をすることが出来ます。

– 破損したファイルを復旧する前にいくつのプロファイルが使用されるかを判別しなければならない。

– 1F 07 00パターンを参照して(フレームの開始)にとる場合、位置5、6、7の値は0x79であり位置3は3FまたはBFです。

– DVCProコーデックの場合、フレームの長さが固定されているので、他のコーデックに比べて解析が容易です。

– 720p – フレームあたり240000バイト及び1080i – フレームあたり480kバイト及び1080i50 – フレームあたり576kバイト。

JPEG

JPEG動画フォーマット JPEG動画の復旧

– JPEGはJoint Picture Expert Groupの略であり、画像フォーマット、ビデオコーデックです。

– JPEGは、デジタル機器によって生成された画像の非可逆圧縮で圧縮率を調整することが出来ますので、収納スペースのサイズと画質を選択することが出来ます。

– JPEGフレームは可変長でSOIトークンである0xFFD8で始まり、EOIトークンである0xFFD9で終わります。

– 復旧プロセスは、JPEGフレームを抽出し、インデックス情報を再生成して復旧が可能です。

MJEPG

MJPEG動画フォーマット MJPEG動画の復旧

– MPEG4、H.264とネットワークカメラで多く使用されるストレージ方式です。カメラで写真を撮るように毎秒30枚の写真を撮った後、写真を一枚ずつ圧縮した後、連続的に示す圧縮方式で、画質は良いが記憶容量が多くなるという欠点があります。

– MJPEG(Motion JPEG)は、その名前から推測されるように、全てのフレームまたはフィールドをJPEGに圧縮してイントラ符号化で保存するコーデックで、現在主に使用されているMPEG系列より圧縮効率は落ちるますが、圧縮と再生に比較的少ない演算で可能なためCCTVと古いデジタルカメラで動画の録画やノンリニア編集用に多く使用されました。

– DVの発表以来、編集用には使用量が急激に減少しました。 MPEG-1とほぼ同じ時期に使用され始めたにも関わらず、2013年に発売されたキヤノンEOS-1Dcの4K動画撮影用に採用されるほどまだ使われているコーデックです。

– 各ビデオフレームは、00 00 01 B6パターンで開始します。ただし、フレームの端を検出する具体的なパターンがありません。

– オーディオフレームの開始を判読出来ないため、破損された映像の復元が難しい。

– 通常、サンプルの構成情報は、stsd Atomに対応するAtomが上書きまたは破損した場合は、その情報を見つけるのが非常に困難な作業になることがあります。

MPEG

MPEG動画フォーマット MPEG動画の復旧

– MPEGは主に.mpgコンテナ形式に保存されます。

– DVDビデオディスクではMPEG動画は.VOBコンテナ内にあります。

– MPEG-1およびMPEG-2は1990年代初めに定義し、標準化されたビデオ形式です。

– ビデオCD、DVD、デジタルTVおよびインターネットでコンテンツ配布用として使用されます。

– 一部のデジタルカメラおよびビデオカメラで画面キャプチャとして使うこともあります。

– 一部のセットトップボックスでアナログTV信号をPCに録画する時に使われます。

– MPEGファイルはProgram Stream(PS)あるいは、Transport Stream(TS)に区分されます。

– Pack Header、Group of Pictures、Video Block Header順に繰り返すパターンを見つけ出し、損傷された項目のデータを追加修正することで損傷された映像を復旧出来ます。

– ジェノックでは独自プログラムにより復旧作業を行います。

name start code value
picture_start_code 00
slice_start_code 01 through AF
reserved B0
reserved B1
user_data_start_code B2
sequence_header_code B3
sequence_error_code B4
extension_start_code B5
reserved B6
sequence_end_code B7
group_start_code B8
Pack Header BA
System Header BB
audio block C0
consecutive vedio data block AF
vedio block header E0
system start codes(see note) B9 through FF

H.264

H.264動画フォーマット H.264動画の分析

-H.264は国際標準化機関であるITU-TとISOが共同に提案した次世代の動画圧縮技術で、一般にH.264/AVC或いはAVC/H.264、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4/H.264 AVCと呼ばれる。

– 電話通信のように非常に低いビット転送率で優れたビデオ品質を提供するように設計されているが高解像度でも使用出来る。

– MPEG-4に比べ40%程度、MPEG2に比べ60%以上転送速度が速い。

– H.264はMPEG2など既存の動画圧縮標準に比べ柔軟性と圧縮効率は高いがエンコードやデコードを行うとき複雑度が増加します。

– NAL(Network Abstraction Layer)とは? (最下部リストを参照)
H.264はネットワーク転送を目的で開発さました。したがって、ビデオコンテンツの効率的転送のための情報であるNALを定義しています。- SPS NAL UNIT
プロファイル、レベルなどシーケンス全体の符号化情報としてピクチャー解像度、ビデオフォーマットなどファイル全体に対する包括的な情報が含まれています。- NAL等を解析し自動プログラムにより復旧します。

ProRes

ProRes動画フォーマット ProRes動画の分析

– ProResはAppleが開発した高解像度ビデオ圧縮形式です。ProRes 422、ProRes HQ、ProRes LT、ProRes 4444等があります。

– 損失空間圧縮を使用しますが時間的圧縮は使用しません。 一般的に1920×1080、1280×720二つのメディアプロファイルがあります。

– ProResクリップは一般的にQuickTime movファイル拡張子で保存されます。

– AJAのキプロ(Ki Pro)シリーズとブラックマジックデザインのハイパーデック(HyperDeck)シリーズのような外付け型レコーダーを使えばレコーディング用のコーデックとして使えますし、高性能カメラを中心に直接ProResシリーズで録画を支援するカメラも増えつつあります。

– 各ビデオフレームは4バイトのパターンで始まります。0x69637066

– ビデオフレームとオーディオフレームを検索し損傷された情報を追加、修正することで再生可能なファイルに復旧します。

– ジェノックでは復旧プログラムにより自動化を行なっています。

XAVC

XAVC動画フォーマット XAVC動画の復旧

– ソニは4Kおよび高品質HD制作のためXAVCフォーマットを初めて公開しました。

– XAVCはソニーが開発した高解像度ビデオ圧縮形式である。XAVC 422、XAVC HQ、XAVC LT、XAVC 4444等があります。

– XAVCコーデックは日々高まる高解像度/高品質コンテンツ制作に対する需要をベースでコンシューマーからプロフェッショナルまで、さまざまなカテゴリの制作環境で4KとHFR(ハイフレームレート)コンテンツ制作のニーズを満たすビデオフォーマットの必要性によって登場しました。

– XAVCフォーマットはH.264 level5.2と符合し、業界標準のMXF OP-1aをファイルラッパー(Wrapper)として使用します。

– 一般的に知られているXAVCの主な仕様と適用範囲は、以下の通りです。

●4K(4096×2160および3840×2160)、HDプロキシ解像度
●MPEG-4 AVC/H.264ビデオ圧縮
●4:4:4 / 4:2:2 / 4:2:0カラーサンプリング
●12 / 10 / 8ビットカラーデプス
●Up to 60 fps
●MXFラッパー使用

- MPEGフォーマットの復旧に準じます

XDCAM

XDCAM動画フォーマット XDCAM動画の復旧

– XDCAMはソニーが開発した専門レコーディングフォーマットですが、JVCのような他のメーカーでも使用しています。

– XDCAMコーデックは、MACもしくはWindowsで、デフォルトのコーデックとしては提供されず、専門の編集ソフトウェアを介してのみサポートされています。 無料のオープンソースとしてXDCAMのコーデックを使用することができます。

– XDCAMはMPEG-2から派生されており、BPAV構造の.MP4ファイルまたは.MXFファイルとして保存されます。 1つのビデオトラックと1つ以上のオーディオトラックで構成されています。

– 16進エディタを使用して00 00 01 B3の16進数のパターンを探します。 00 00 01 B3以降は画像のサイズを示す24ビットがあります。 78 04 38は、7800×438ピクセル(1920×1080)を示します。

REDCODE

REDCODE動画フォーマット REDCODE動画の復旧

– REDCODEはRED社が開発したウェーブレットコーデックでファイルの拡張子はR3Dです。

– REDカメラは5120×2700、4096×2048および2048×1024の解像度をサポートします。

– REDCODEの特徴
●REDCODEは圧縮されて保存され、圧縮されていないバージョンはない。
●REDCODEは非可逆圧縮です。
●REDCODEは常にRAW(半生)であるため、データにクロマサブサンプリングや色空間がありません。

– REDCODE .R3Dファイルは、Atom構造でデータのブロックを識別し、Parsingすることができます。 32ビットの長さ + token + ペイロードの形で構成され、tokenの形態は、以下の通りです。
●RED1、RED3:REDメディア種類
●REDV:ビデオフレーム
●REDA:オーディオフレーム
●RPAD:パディング
●RDVS:ビデオフレームサイズのテーブル
●RDAO:フレームアドレステーブル

HDV

HDV映像フォーマット HDV映像復旧

– HDVはHD形式のMPEG-2から派生したDVD形式で高画質形式です。

– HDVフォーマットはJVCとSONY社が開発し、CANONとSHARPもこのフォーマットをサポートしています。

– HDVは高価ではなく、高画質録画フォーマットであり、より高い帯域のHD記録方式と比べても遜色がなく、いくつかの有名な番組を含む、複数の目的のために有用であることあることが証明されています。

– HDVメディアは1つのビデオトラックと1つまたは複数のオーディオトラックがあり、コンテナ形式を有します。

– HDVはXDCAMとほぼ同じ構造になっており、HDVと決定するのは難しいことがあります。

– ビデオトラックには、hdvxコーデックfourccがあり、キーフレームとiフレームで構成されています。

-fourceの構成は下記の通りです。

fource description
hdv1 HDV 720p30
hdv2 HDV 1080i60
hdv3 HDV 1080i50
hdv4 HDV 720p24
hdv5 HDV 720p25
hdv6 HDV 1080p24
hdv7 HDV 1080p25
hdv8 HDV 1080p30
hdv9 HDV 720p60
hdva HDV 720p50

NAL(Network Abstraction Layer)

NAL(Network Abstraction Layer)とは?

– H.264は、ネットワーク伝送を目的に開発されており、ビデオコンテンツの効率的な伝送のためのフォーマットです。

– SPS NAL Unit
プロフィール、レベルなどシーケンス全体の符号化情報としてピクチャー解像度、ビデオフォーマットなどのファイル全体の総合的な情報が含まれています。
①Profile @ Level indicator
②Profile constraint indicator
③Sequence Parameter set ID(0?31)
④Number of Reference frames(参照フレーム数)
⑤DPB info、 – Picture size(デコードされたピクチャーサイズ)
⑥Frame / field coding flag(順次走査/インターレース決定)
⑦Method for vector derivation of B-direct mode
⑧Frame cropping parameters
⑨VUI_parameters(Annex E、Video usuabliity information)

– PPS NAL Unit
SPSが定義する内容の範囲より少し詳細な内容である全体のファイルで使用されるピクチャーの符号化情報、すなわちデコードされたピクチャーに適用されるパラメータを含んでいます。
①Picture parameter ID(0~255)
②Sequence Parameter ID(0~31)
③Entropy Coding mode flag(CABAC / CAVLC)
④Slice POC info presence flag
⑤Slice group map parameters
⑥Max。 number(1 … 16)of ref。 frames used for decoding slices
⑦Weighted prediction flags
⑧Quantization scales(qp minus 26、range -26 ….. + 25)
⑨Chroma QP offset for loop-filter(-12 …. + 12)
⑩Slice loop filter control flag(Alpha / Beta table offsets)
⑪INTRA prediction using pixels of INTER neighboring MBs
⑫Slice redundant pic。 Parameters persence flag