復旧データの品質について
データを復旧すると症状によっては期待と異なる結果になります。
当社で100%復旧ができるケース
順番 | 必要な作業 | JNOC | 他社 |
---|---|---|---|
1 | ハードディスクのファームウェア損傷 | 100% OK | 技術力に左右 |
2 | ハードディスクのパーティション削除 | 100% OK | 市販ソフト使用会社は無理 |
3 | USBメモリ切断 | 100% OK | 技術力に左右 |
4 | サーバーのレイド削除 | 100% OK | 技術力に左右 |
当社で100%復旧が保障できないケース
既に使用中の媒体の場合削除・フォーマット後に復旧作業を行いますと前回削除したデータが残っていると混ざって復旧できるのでお客様が想定していなかったデータが含まれる可能性があります。なお、削除したことによってファイルが壊れたりすることも有り得ます。その故に100%復旧保証は難しいです。
下記は復旧後に正常なファイルを除いて起り得る不具合です。
順番 | トラブル種類 | 予測結果 | 原因 |
---|---|---|---|
1 |
|
データの名前がなくなる | ファイルシステム損傷 |
2 | 削除したデータが混ざっている | メモリ上では完全削除されなかった | |
3 | ファイルが開かない | ファイルシステム損傷 | |
4 | 再生ができない(動画) | ファイルシステム損傷 | |
5 | データベースがマウントできない | ファイルシステム損傷 |
データ復旧市場には結構な数の復旧プログラム/アプリケーションが出回っています。一説には100種類もあるとか無いとか。
また、ソフトウェアではなくデータ復旧用ハードウェアも市販品があります。
例えばメモリチップを差し込むと、そのI/Oからチップ内のデータを読み込む様な機器があります。
いわゆる一般のデータ復旧会社はこの様なソフト、ハードを多数揃えてお客様の持ち込まれた媒体からデータを吸い上げるルーチン業務をされています。
勿論この作業範囲で70~80%のデータ復旧は完了するかと思われます。
それはそれで薄利多売のビジネスとして成り立ちます。
しかし一般復旧ツールの限界は新しい事態(新規フォーマット、新規メモリチップ等)に自社では追随出来ない事です。復旧ツール提供会社が新しい事態に対応してバージョンアップしないと何も対応出来ません。
ある時点で凍結された技術による単純な対応になり、データ復旧会社としての独自の向上が阻害されます。
では弊社の対応はどうでしょうか?
弊社も典型的なツールソフトウェア、ハードウェアは有しており、基本的なデータ復旧のお客様にはこれらを使用して最低限の作業費用を提示させていただいています。
しかるにデータ復旧のプロでありたいとの思いが弊社にはあります。
そしてそれを実現するのは、弊社の特許技術でありお客様対応のデータ復旧プログラムです。
従前の手法・機能では解決出来ないお客様毎に新しい復旧プログラムを作成して断片化されたデータを繋ぎ合わせます。 これがデフラグ作業という特殊技術ですが、この根幹に弊社の特許技術があります。
即ち弊社が一般的なデータ復旧会社と大きく違うのは
・ 一般データ復旧ツールに頼らなくても個別のお客様の対応が出来る。
・ 常にチャンジャブルなデータ復旧依頼があり、その対応でさらなる技術向上がもたらされる。
・ 基本技術を基に新たな分野のデータ復旧が可能となる。
弊社の特許技術は映像データの復旧を目指して確立されましたが、その後RAIDの復旧、データベースの復旧へと大きな広がりをみました。
データ復旧技術の最上位として弊社は今後も邁進したいと思います。