データ復旧の仕組み
パソコンのワードで論文を書きました。 例えば“論文.doc”
カメラで撮った写真をパソコンに移しました 例えば“熱海旅行”というフォルダーを作って500枚の写真を保管しました。
コンピュータで上記のようにファイルやデータをすぐ検索したりアクセスし易くする役割をするのがファイルシステムです。
windowsで多く使われるファイルシステムの種類としてNTFS、exFAT、FAT32、FAT16等があります。
上記に列挙したファイルシステムの中、FATファイルシステムについてご説明します。
ファイルシステムの構造でDIR_Nameフィールドがあります。
『DIR_Nameフィールドの先頭バイトDIR_Name[0]は、そのエントリの状態を示す重要なデータです。この値が0xE5または0x00の場合は、そのエントリは空で新たに使用可能です。それ以外の値の場合は、そのエントリは使用中です。値が0x00のときはテーブルの終端を示し、それ以降のエントリも全て0x00であることが保証されるので、無駄な検索を省くことができます。ファイル名の先頭バイトが0xE5になる場合は、代わりに0x05をセットします。』
要約すると
1. 新しいHDD、USB、SD等のDIR_Name[0]は“0x00″ 空き領域です。
2. ワードで論文を書いて後、論文.docという名前で保管しました。DIR_Name[0]は“1″になります。
3. 論文.docを削除しました。DIR_Name[0]は“0x05“になります。
データ復旧というのは
0x05を1に変換することです。
これは規約です。
極端にいえば無名の無料でフリーソフトでも有料サービスを提供する復旧会社でもしていることは同じです。
ですので論理障害の場合はサービス料金が安価の会社でもいいと思います。
弊社の場合USBやSDカード等の論理障害の場合は5,800円でお手伝いをしております。
お問い合わせ頂ければもっと詳しくご説明させて頂きます。