ICレコーダー復旧(音声データ)
会議の時、商談の時等にIC-レコーダーで録音していた音声データを削除したりもしくは突然再生されなくなったりするトラブルが発生しますと困る場合があります。削除された場合ファイルが割れていなければ量販店等で市販している復旧プログラムでも復旧ができます。万が一、削除によってファイルが割れてしまうとDefrag(デフラグ:断片化したデータの再構築)作業が必要です。ジェノックは業界唯一、Defrag作業ができるデータ復旧会社です。
Defrag(デフラグ)作業が必要な症状
音声が途切れ途切れに再生される。
同じ言葉が繰り返される。
例、おはよう~おはよう~おはよう、わたしは~わたしは~わたしは、田中です~田中です~田中です。音声の再生時間が極端に短くなった。
必要とする音声に関連のない音声が混ざっている。
音声復旧の手順
損傷された音声データを復旧するためにはDefrag(デフラグ)作業が必要です。復旧したい音声と同一レコーダーで録音した他の正常な音声デーががあれば作業時間の短縮ができます。
音声データ分析
正常な音声データの構造を分析し、損傷された音声データの損傷個所を見つけます。
正常な音声データ構造と壊れた音声データ構造を比較して解決策を策定します。
シナリオ作成
分析したデータ構造に基いて作業のシナリオを立てます。
作業プラットフォームとなるデータベースを構築します。データのボリュームによりSQL、Access等を利用します。
ICレコーダーのファイルシステム、復旧対象のデータフォーマットに最適化されている復旧プログラムの使用が必要になります。
断片化されたデータを集め、ソートし、連続性を持たせるプログラムを作成します。
音声データ復旧(Customized Recovery)
音声データの構造、損傷の度合に合わせたプログラムを実行し音声復旧作業を行います。
プログラムを実行し断片化された音声データの拾い出し、ソート、連続性を有したデータ結合を行います。
上記で構築されたデータの検証を行い、必要であればプログラムの修正により完成度を高めていきます。
複数の音声データが同一記憶媒体に断片化された状態で在る場合には、この作業は複雑なものになります。
復旧データ検証(Verification Process)
お客様から頂いた復旧データ量、ご要望のデータ有無等の情報に基づき、該当データの最終動作確認を行います。
依頼書に明記されている音声データの再生時間が一致するかを確認します。
音声が途切れることなく再生されることを確認します。