1/9　受付番号
　→　i04-11P36  

2/9　Ki Pro Ultra Plus 　
　→  依頼品イメージ



　→　お客様からお問い合わせ内容
　　　初日は無事に撮りました。
　　　二日目も前日と同じ設定のまま撮影を開始したところカメラが正常に動作しなくなり
　　　カメラを替えて（記録媒体のPak 1000 SSDは再利用）公演を撮ることができました。
　　　撮影後Ki Proで確認したところ初日の映像が無くなっていることに気づきました
　　　再撮影ができない映像なのですぐ現地のデータ復旧会社に依頼したところ指定した
　　　日付のデータは存在しますが再生ができないということでした。
　　　ネットで調べてJNOC社で壊れた映像の修理ができるという案内がありましたので
　　　対応ができればお願いしたいということでした。

　　　“公演ビデオは近日中に某放送局にて放送の予定ですので是非復旧をして下さい。”

3/9　依頼時の状態
　→　実物を確認したところPak Mediaの使用領域は400GB程度ありましたが二日目のデータ200GB
      しか関知できませんでした。
　　　（一日のデータ量は約200GB）

4/9　他復旧会社経由有無
 　→　海外復旧会社１社　／ 　国内復旧会社１社
　

5/9　診断結果
　→　ファイルシステムが壊れていました。
　　　（カメラを替えたところで従来カメラのファイルシステムが崩壊しました）

6/9　作業内容
 　→　1) 映像データ分析　- 2日
          2) 復旧プログラム作成　- 1日
          3) データベース構築 - 0.5 日
          4) 復旧作業 - 4 日
       　    ① 断片化データ収集
       　    ② 断片化繋ぎ
       　    ③ 映像と音声のSyncを合わせ
       　    ④ 編集ソフト（Adobe Premiere）インポート
          5) 復旧作業 - 0.5 日

7/9　復旧データ容量
 　→　186 GB
→　復旧データイメージ（一部）


8/9　作業時間
 　→　約8日

9/9　復旧データ状態

コメント：　映像とSyncともに良好に100%復旧ができました。
　　　　　　編集ソフトadobe プレミアでも正常に取り込みができました。

複数台のカメラの一台が不調を起こしたわけですが、映像編集者としてはそのカメラアングルを
捨てて編集する事も出来ました。　しかし複数のカメラアングル設定には当初の意図があるわけで
復旧されたアングルのデータが使える事は公演ビデオの出来栄えに大きな違いがあるでしょう。

弊社では復旧出来たデータをビデオ編集ソフト用に変換出来ますので、編集者の方にとっては
大きな助けになるのではないかと思います。このサービスはオプションとして提供しております。

上記のような作業は現在は弊社しか対応できません。
多大な撮影コストを掛けられた映像会社の方々に、障害時には是非弊社サービスを
ご利用いただきたいです。